No6.酵素の形状による働きの違い~粒編~

前回までのブログでご説明した酵素の基礎知識です。

体内酵素は限りがある。

消化に8割、代謝に2割と言う割合で消費している。

代謝として使用できるエネルギーを増やす為には、食べる量を減らし代謝に使用可能なエネルギーを確保する。

この知識が粒タイプの働きを理解する上で重要になります。

ペースト状酵素は酵素は入ってはいないが、酵素を体内で製造する上で有用な成分が摂取できると言うものでした。

粒タイプの特徴は酵素が配合されていると言う事です。

(全ての商品ではないので購入時に確認してみて下さい)

ここで疑問です。

酵素は数万種類あると以前申し上げましたが、いったい何の酵素が入っているのか?

ここは各メーカー様のレシピがありますので確認が必要な所ではあります。

しかし、ほとんどのメーカー様は消化酵素をメインに配合しています。

言い方を変えると、消化酵素しか配合できないという言い方が正しいと思います。なぜなら代謝酵素、例えば見る事を実現する酵素や心臓を動かす酵素、記憶を司る酵素などは発見はされていますが、解明されていない為、配合が不可能だからです。

大体のメーカー様が配合している酵素は、糖質分解酵素、たんぱく質分解酵素、脂質分解酵素がメインとなっています。

代謝を上げたいのだから代謝酵素を摂取したい!

消化酵素を摂取して何か変わるのか?

こんな声が聞こえてきそうです。

そこで腹八分目の理論を思い出して下さい。

食べる量を減らす=食べた物を分解する為に使用される消化酵素の量を減らすと言う事になります。

食べた物の分解に使う酵素を減らす為に

外部から取り入れた酵素で代用すると言う理論です。

糖質を実際に分解している実験製造はこちらで確認下さい。

今まで体内酵素の8割を消化だけに消費してきた所に、消化を代理で行ってくれる活きた酵素を摂取する事で消化酵素の消費を抑える事が出来ます。

温存された体内酵素は必然的に代謝酵素へと導かれます。

食べながらにして疑似的腹八分目を体現できる訳です。

この酵素の流れの調節が粒タイプの働きになります。

活きた酵素を配合ている事から

活性型酵素と呼ばれるようになりました。

食べ物を分解する活性型酵素で消化酵素を温存し代謝へと酵素を導く。

同じ粒タイプでも値段が違うのは、酵素の種類や活性度合い(活性値が高い、低い)によって価格に差が生まれます。商品を選ぶ時はそのような部分を気にしながら選んでみてはいかがでしょうか?