No3.酵素の形状による働きの違い~ペースト・液体編~

酵素サプリメントでペースト状、液体状のものは昔から馴染みのある商品が多く存在します。ソフトカプセル状の商品も中にペーストが入っている製品が多い為このカテゴリーとさせていただきます。

液体やペーストの酵素サプリメントは数十から数百種類の野菜や果物を発酵させ、その発酵物を製品化しています。これらの製品は素晴らしい栄養素と様々な成分が含有されています。

ここで勘違いをしてはいけない部分として

「100種類の野菜果物=100種類の酵素ではない」

と言う事です。前日ブログ③で酵素は数万種類あると記述しましたが、野菜果物種類=酵素種類ではないのです。

それでは液体やペースト状の酵素には何種類の酵素が入っているか?

答えは0です。酵素は入っていません。商品名に酵素と入っている製品が多いので勘違いをしてしまいがちですが酵素は入っていません。

これだけを聞くとてもネガティブな想像をしてしまいすが、そんな事はありません。

非常に優れた酵素製造サプリメントです。

前述した通り液体やペースト状の酵素製品は非常に優れた発酵食品ですが、発酵食品を摂取すると、腸内細菌の餌になります。前日ブログ④で酵素は菌が生み出すと言う説明をいたしましたが、腸内細菌が元気になると酵素を生み出します。体内から減少するだけでしか無い酵素を何と生み出してくれるのです。

液体、ペースト状酵素サプリメントのおススメ使用法

食事との置き換え、空腹時などがおススメです。

製品の約50%が糖質になりますので、お腹いっぱい食べてから摂取するよりも、食事と置き換えて大切な栄養素だけはしっかりと摂取しながら、腸内細菌を元気にして酵素を生み出しやすい環境を作る事が大事になります。

このような製法で作られた酵素は「発酵型酵素」と呼びます。

酵素を直接摂取するのではなく、優れた栄養素と腸内細菌の活性化によって酵素を生み出す事を目的としたサプリメントなのです。

国内では一番多い種類の製品がある製法です。

同じ製法でも価格が違うのは、使用している野菜や果物の質、発酵期間の長短によって変動します。製品を選ぶ際にはそのような部分を気にしながら選んでみていかがでしょうか?